支払いの期限は迫っているのに、どこに申し込めばいいのか分からない。検索すると「どこも借りれない人向け」の広告ばかりが出てきて、何を信じればいいのか迷っている。そんな状況の方に向けて書きました。
EXITマン「どこも借りれない」で検索してる時点で、たぶん何社か落ちたあとなんだよな。焦る気持ちは分かる。だからこそ、ここで変な業者を引かないのが一番大事。
先に結論
まず、借りられない理由を確かめます。理由は多くの場合、総量規制・信用情報・申込の重なりのどれかです。そのうえで、返せる見込みがある人は「登録のある中小の消費者金融」か「紹介サービス」、生活費そのものが足りない人は「公的な貸付」、返済が苦しい人は「債務整理の相談」と、状況で道を選びます。
どこも借りれないのはなぜ?主な理由は3つ
どこからも借りられないときは、たいてい次の3つのどれかが理由です。理由によって、取れる道が変わります。
| 理由 | どういうことか | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 総量規制 | 消費者金融からの借入の合計が、年収の3分の1を超える貸付は原則できない(貸金業法第13条の2) | 今の借入の合計と、年収を書き出す |
| 信用情報 | 延滞や債務整理の記録が、信用情報機関に一定期間残っている | 信用情報機関(CIC・JICC)に、自分の情報の開示を請求する |
| 申込の重なり | 短い期間に何社も申し込むと、その記録が残る。申込の情報は照会日から6か月以内のあいだ登録される | 最近いつ、何社に申し込んだかを思い出す |
出典:貸金業法(e-Gov法令検索)、申込情報の登録期間は中小消費者金融アルコシステムの公式サイトの記載(確認日:2026年10月9日)
もう一つ、そもそも収入がない場合は、消費者金融には申し込めません。たとえば、いつもの公式FAQには「無職の場合はご契約いただけません」と書かれています。



「件数が多いからダメ」と思い込んでる人、けっこう多い。でも本当の壁は、件数より「年収の3分の1」だったりする。まず自分がどっちに引っかかってるかを知ろう。
まず確かめたい:自分は「返せる」状態か


借りる前に、返せるかどうかを計算しておきます。借りられる場所を探すより、こちらが先です。
目安として、10万円を年18.0%で借りて12回で返すと、毎月の返済はおよそ9,168円、利息の合計は約1万円です。24回にすると毎月は約4,992円に下がりますが、利息の合計は約2万円に増えます(元利均等返済で計算)。
| 借りる額・回数(年18.0%) | 毎月の返済(目安) | 利息の合計(目安) |
|---|---|---|
| 5万円・6回 | 約8,776円 | 約2,658円 |
| 10万円・12回 | 約9,168円 | 約10,016円 |
| 10万円・24回 | 約4,992円 | 約19,818円 |
手取りから家賃・食費・光熱費・ほかの返済を引いて、この毎月の額が残るかを確かめてください。残らない計算になるなら、借りるより先に、返し方を見直す相談をしたほうが傷は浅くなります。



計算すると現実が見えて、ちょっと落ち込むやつ。でも、借りた後に落ち込むより100倍マシなんだよな。
返す前提で選ぶ4つの道
状況によって、選ぶ道は4つに分かれます。
| あなたの状況 | 向いている道 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 収入があり、返せる計算になる。大手に落ちた | ① 登録のある中小の消費者金融に、1社ずつ申し込む | 何社も同時に申し込まない |
| 収入はあるが、信用に自信がない。どこに申し込めばいいか分からない | ② 紹介サービス(QUICK39など)を使う | 紹介先でも審査がある。申込内容が紹介先に伝わる |
| 収入が少なく、生活費そのものが足りない | ③ 社会福祉協議会の貸付(生活福祉資金)を相談する | お住まいの市区町村の社会福祉協議会が窓口 |
| すでに返済が苦しく、借りて返すことを考えている | ④ 債務整理を含めて、返し方を相談する | 法テラスや自治体の消費生活センターで無料で相談できる |
① 登録のある中小の消費者金融に、1社ずつ申し込む
大手と中小では、審査の基準が違います。大手に落ちても、中小の会社が別の基準で審査することはあります。
中小の会社の中には、「他社の借入が4社以内なら対象」(フタバ)、「現在の収支のバランスを基準に判断」(ハローハッピー)と、判断の基準を公式サイトに書いている会社もあります。6社の登録番号・金利・申込条件は、中小消費者金融6社の比較にまとめています。会社ごとの詳しい話は、アルコシステムの口コミ・審査のように1社ずつ確かめた記事もあります。
② 紹介サービス(QUICK39)を使う
「自分の状況で、どこなら申し込めるのか分からない」「1社ずつ落ちるのがつらい」というときは、紹介サービスを使う方法があります。



くわしくは次の章で説明します。
③ 社会福祉協議会の貸付を相談する
収入が少なく、生活費そのものが足りないときは、消費者金融より先に、お住まいの市区町村の社会福祉協議会に相談してください。生活福祉資金という公的な貸付の窓口です。あわせて、自治体の自立相談支援機関でも、仕事・住まい・家計の相談ができます。
④ 返済が苦しいなら、借りる前に相談する
すでに返済のために借りている状態なら、新しく借りても、返済の期限が先に延びるだけになりがちです。法テラス(日本司法支援センター)や、お住まいの自治体の消費生活センター・多重債務相談窓口で、無料で相談できます。放っておくと何が起きるかは、借金を返せないとどうなる?督促から差し押さえまでにまとめています。



借金を借金で返し始めたら、そこが相談のタイミング。ここだけは真面目に言わせてほしい。相談はタダです。
紹介サービス「QUICK39」とは


QUICK39は、お金を貸す会社ではありません。申込内容をもとに、消費者金融を紹介するサービスです。広告主の案内で確かめられたことは、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | QUICK39(クイックサンキュー)のキャッシングローン紹介 |
| 運営会社 | 株式会社アリスエンターテイメント |
| サービスの内容 | 申込内容をもとに、消費者金融を紹介する。お金は貸さない |
| 料金 | 紹介料・手数料はかからない完全無料と案内されている |
| 対象として案内されている人 | 消費者金融からの借入が多くて借りられないと感じている人、より低い金利に借り換えたい人 |
使う前に知っておきたい点もあります。
- 紹介された会社でも審査があります。 紹介を受けても、借りられるとは限りません
- 申込内容は紹介先の会社に伝わり、会社から連絡が来ることがあります。 知らない番号からの電話に出られるようにしておくと、話が早く進みます
- 同じ世帯から何度も申し込むものではありません。 一度申し込んだら、結果が出るまで待ちましょう



紹介サービスって「魔法の裏口」みたいに思われがちなんだけど、やってることは「申し込めそうな会社を探す手間を減らす」なんだよな。審査を消してくれるわけじゃない。そこを分かったうえで使えば、ちゃんと役に立つ。
自分の信用に自信がない方へ:もう一つのプラン
中小の消費者金融に1社ずつ申し込んでは落ちる、を繰り返している方へ。「過去に返済が遅れたことがある」「すでに何社か借りている」など、審査に不安があって1社ずつ申し込むのがつらいときは、紹介サービスを使う方法もあります。QUICK39(運営:株式会社アリスエンターテイメント)は、お金を貸す会社ではなく、申込内容をもとに消費者金融を紹介するサービスです。利用は無料と案内されています。紹介された会社でも審査があり、借りられるとは限りません。借りる前に、毎月いくら返せるかを先に決めておいてください。
※申込内容は紹介先の業者に伝えられ、業者から連絡が来ることがあります。返済が苦しく、借りて返すことを考えている場合は、借入より先に法テラスなどの無料相談をご検討ください。
借入が何社にもなっているなら「まとめる」という考え方
何社からも借りていて、毎月の返済日がばらばらになっているなら、新しく借り足す前に「まとめる」ことを考えてみてください。
複数の借入を1社にまとめる「おまとめローン」は、条件を満たせば総量規制の例外として扱われます。
例外になるのは、借り換えによって利用者が一方的に有利になる場合(金利が下がる、返済の負担が軽くなるなど)です(貸金業法施行規則第10条の23)。年収の3分の1を超えていても、まとめるための借入なら申し込める場合がある、ということです。
ただし、まとめた後に空いた枠でまた借りてしまうと、借入はかえって増えます。まとめるなら、ほかのカードやローンの利用は止めるのが前提です。
| まとめる前に確かめること | 理由 |
|---|---|
| まとめた後の金利が、今より下がるか | 下がらないなら、まとめる意味が薄い |
| 毎月の返済額と、返し終わるまでの回数 | 毎月が軽くなっても、回数が増えれば利息の合計は増える |
| ほかの借入を使わずにいられるか | 枠が空いて借り足すと、元に戻る |
それでも毎月の返済が手取りの中に収まらないなら、まとめる段階ではなく、返し方そのものを相談する段階です。
「どこも借りれない人向け」をうたう業者の見分け方
困っているときほど、危ない業者の広告が目に入ります。次のどれかに当てはまったら、申し込むのはやめておきましょう。
| 危ないサイン | 理由 |
|---|---|
| 「審査なし」「誰でも借りれる」とうたう | 正規の貸金業者は、貸す前に返済能力を調べることが法律で決まっている(貸金業法第13条) |
| 融資の前に「保証料」「手数料」の振込を求める | 正規の業者は、貸す前にお金を払わせない |
| 貸金業の登録番号が書かれていない、検索しても出てこない | 登録のない業者からの借入は、法外な利息や取り立ての被害につながりやすい |
| SNSやメッセージで個人が「貸します」と声をかけてくる | 個人間融資は、トラブルや犯罪に巻き込まれるおそれがある |
| 「給料ファクタリング」「後払い現金化」をすすめる | 名前を変えた借入で、高い手数料を取られる |
業者の登録は、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で誰でも確かめられます。
まとめ


どこからも借りられないときは、焦って次の申込先を探す前に、理由と返済の見込みを確かめるのが近道です。
- 収入があり、返せる計算になる方: 登録のある中小の消費者金融に、1社ずつ
- 信用に自信がなく、申し込み先が分からない方: 紹介サービス(QUICK39)を使う方法も
- 生活費そのものが足りない方: 社会福祉協議会・自立相談支援機関へ
- 返済が苦しい方: 借りる前に、法テラスなどの無料相談へ



借りるなら、返す計画を先に。返せない計算なら、借りる前に相談。順番さえ間違えなければ、立て直しはまだ十分できる。
自分の信用に自信がない方へ:もう一つのプラン
自分の状況で申し込める会社が分からないときの、ひとつの方法です。「過去に返済が遅れたことがある」「すでに何社か借りている」など、審査に不安があって1社ずつ申し込むのがつらいときは、紹介サービスを使う方法もあります。QUICK39(運営:株式会社アリスエンターテイメント)は、お金を貸す会社ではなく、申込内容をもとに消費者金融を紹介するサービスです。利用は無料と案内されています。紹介された会社でも審査があり、借りられるとは限りません。借りる前に、毎月いくら返せるかを先に決めておいてください。
※申込内容は紹介先の業者に伝えられ、業者から連絡が来ることがあります。返済が苦しく、借りて返すことを考えている場合は、借入より先に法テラスなどの無料相談をご検討ください。
よくある質問
お金がどこからも借りられないとき、最終手段は何ですか?
まず、借りられない理由(総量規制・信用情報・申込の重なり)を確かめてください。そのうえで、登録のある中小の消費者金融に1社ずつ申し込む、紹介サービスを使う、社会福祉協議会の貸付を相談する、返済が苦しいなら債務整理を相談する、のどれかを状況で選びます。「審査なし」をうたう業者は選ばないでください。
QUICK39はお金を貸してくれる会社ですか?
いいえ。QUICK39は、申込内容をもとに消費者金融を紹介するサービスで、お金を貸す会社ではありません。紹介された会社でも審査があり、借りられるとは限りません。
QUICK39の利用にお金はかかりますか?
広告主の案内では、紹介料や手数料はかからない完全無料のサービスとされています(2026年10月9日確認)。お金を借りた場合の利息は、借りた会社に払います。
他社の借入が多くても借りられますか?
借入の合計が年収の3分の1を超えている場合、消費者金融からは原則として借りられません(総量規制)。3分の1の範囲内なら、件数より返済の状況を見る会社もありますが、結果は審査次第です。








